STRUCTURE 構造

すべては、末永く価値のある邸宅であるために。

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『シティタワー高輪』では、蓄積したノウハウが結集され、いつまでも暮らし続けるにふさわしい住まいであるために綿密な調査や研究に基づいて、超高層建築に求められるテクノロジーが採用されています。数百年に一度の割合でしか発生しないような大地震による揺れを受けた場合にも大きな損傷を被ることのないよう設計されています。住み始めてからは見えないところにも二重三重の工夫が設計段階から盛りこまれており、それを忠実に具現化する高度な施工技術が施されています。
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超高層の建築物では、特に構造の面において高度な設計とそれを具現化する高度な技術が求められると言われています。万が一、大地震が発生した場合にも、損傷を最小限に抑えるべく設計段階からあらゆる検討が重ねられ、二重、三重にわたる十分な備えが施されています。

超高強度コンクリート

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通常の建物よりも強度の高い超高強度コンクリートが採用されています。地震をはじめとする様々な外力に対して、高い耐力と変形性能が発揮される仕様となっています。特にコンクリートの強度は最大約100N/mm²が確保されています。(日本建築学会のJASS5の規準において、大規模な補修が不要な期間がおよそ100年である水準は、約30N/mm²とされています。)
※設計基準強度100N/mm²とは、 1m²あたり約10,000トンの圧縮に耐える強さを表します。

水セメント比50%以下のコンクリート

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コンクリートは、セメントの量に対して水の比率が少なければより高強度と言われています。『シティタワー高輪』では、その比率が50%以下となっており、収縮が少なく、ひび割れが発生しにくい仕様となっています。

高強度鉄筋・高強度リング筋

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柱や大梁の鉄筋には、通常のマンションに比べ高強度タイプ(最大SD685) が使用されています。また、柱には継ぎ目のない高強度リング筋が採用され、横揺れに対する強度が向上し、高い耐震性が実現されています。
※SDとは、Steel Deformed Barの略で、SD685とは鉄筋の張力が685N/mm²を超えると、鉄筋の伸びが進行し、力を取り除いても元に戻らなくなる仕様となっています。

住宅性能評価書

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『シティタワー高輪』では、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」の中核となる「住宅性能表示制度」に基づく設計住宅性能評価書が取得されています。国土交通大臣が定めた住宅の性能評価方法に基づき、大臣により指定された第三者機関によって客観的に評価されています。設計性能評価書は、設計段階において公正かつ厳正な審査を受けた住宅に交付され、評価の結果が数値によって記載され、この数値が高いほど、その項目の品質が高いことが示されています。

9項目から多角的に評価

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設計住宅性能評価書には、「構造の安定に関すること」や「火災時の安全に関すること」など9項目の判定結果が示されています。住まいを購入される方が図面などからの情報のみでは判断しづらい部分や住み始めてからではわかりにくい部分についても、それぞれの性能が数値によって表現されているため、その品質レベルをひと目で理解できるようになっています。

客観的な評価の証明

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9つの判定項目からなる性能評価基準は、さらに詳細な事項に細分化されています。『シティタワ一高輪』では、それらの項目につき上記の評価が取得されています。

性能評価書の見方について

評価等級1とは、建築基準法を満たしていることがあらわされています。その他設定された基準を満たしていくことにより、各項目ごとに設定された最高評価値まで等級が上がるようになっています。住宅性能表示において、すべての項目に関して最高の評価であればよいわけではありません。例えば、「1.構造の安定に関すること」の「耐震」で最高の評価を獲得するには地震に対して非常に高い強度を備えるべく柱や梁などの構造体を太くすることや、壁を厚くすることが求められます。しかし、一方では、窓などの開口部が小さくなり、「光・視環境」が悪くなることが想定されます。9つの項目に関して、ほかの項目においてもバランスよく評価を得ているか確認することが理想とされています。

性能評価書と資産性

性能評価書の取得は、義務として定められているものではなく、あくまでも自主的に行うものとされています。つまり、性能評価書が交付されている住まいは、品質の面において客観性をもって判断できるという条件で優利であると言えます。『シティタワー高輪』も、客観的かつ公正な資産性が明示されています。

大切な資産を守る制震構造

先進の制震構造

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間柱の上下コンクリートスタブ中間点に、極低降伏点鋼で製作したH型鋼が組み込まれています。地震時のエネルギーを鋼材の変形エネルギーとして消費される機構を持ち、少ない本数で比較的大きなエネルギーを吸収します。また、低降伏点鋼の変形能力には十分な余裕を見込んでおり、大地震の後にすぐ取り替える必要がない、メンテナンスフリー仕様となっています。

確かな基礎構造

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基礎には、耐震性・耐久性に優れ、かつ大きな支持力が得られるよう先端部分を最大直径4mまで太くした現場造成の拡底杭が採用されています。綿密な地盤調査の結果、深さ約27mの支持層(N値50以上の砂礫層)まで、鉄筋コンクリート杭が59本打設されています。
※N値:地盤の堅さを示す数字。重量63.5kgのハンマーを75cm自由落下させ、サンプラーと呼ばれる綱管パイプを地中に30cm打ち込むために上から何回叩いたか、その回数を示します。N値50とは、30cm打ち込むのに50回叩かなければならない堅い地盤であることを示しています。

構造評定・品確法における大臣による認定

『シティタワー高輪』は高さが60mを超えるため、建築基準法に基づき構造評定を受け、国土交通大臣による認定が取得されています。また、住宅の品確法にもとづく構造躯体の安全性についても国土交通大臣による認定が取得されています。

高層RC構造

風圧など超高層建築特有の条件に対応すべく、高強度コンクリート、高強度鉄筋等により、高強度・高品質な躯体が実現されています。風に揺れにくい、安全で居住性の高い超高層邸宅が実現されています。

プライバシー確保のためのきめ細やかな配慮

断熱性・遮音性

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厚さ約125mmのALC(軽量気泡コンクリート)板の内側に断熱性の高いウレタンフォームが約25mm吹き付けられており、耐火性・耐久性と同時に結露にも配慮された仕様となっています。さらに内側にはグラスウールを充填し、優れた遮音性能が実現されています。

高性能耐火遮音壁

隣の住戸との間には、耐火性・遮音性ともに優れた厚さ約150mmの耐火遮音壁が採用されています。石膏ボードの間には遮音性能の高いグラスウールがを充填し、プライバシーに配慮されています。

間仕切り壁

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浴室や洗面室、トイレなどの水回りと隣接する居室では、流水音などに配慮されており、水回りと接する居室の間仕切り壁には石膏ボードが二重貼りされ、水による生活音の軽減が期待できます。

二重床・ニ重天井

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コンクリートスラブは厚さを約230mmとし、上下階に対する音の低減に配慮されています。 また、二重床・ニ重天井は梁型が少なくなっており、天井をすっきり見せるだけでなくリフォームに際して高い対応力が期待できます。

静粛性への細やかな配慮

外部からの騒音が侵入しやすい給気ダクトは、消音性が考慮されています。より静寂な室内環境が実現されています。

防音サッシュ

外部からの騒音に対しては、騒音測定調査をもとに遮音性能T-4·T-3·T-2(40·35·30等級)相当のサッシュが使い分けられており、音の侵入を抑制します。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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